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どうして門前(もんぜん)なの?

 有東木は約400年前に6人の武田(武田信玄で有名な武田)の落人から始まった村です。今でも本当に「人里はなれた部落」といった感じでとなりの村まで3キロも山を下らなければなりません。
 
 現在79件の民家がありますが、そのほとんどの家が4つの名字(白鳥・望月・宮原・西島)のどれかなので普段お互いを名字で呼び合う事はありません。
 坂の入り口にある家は「坂口」とか、近くの山に桜の木がたくさんあるので「桜山」、竹林の上にあるので「竹の上」
などの通称名を使っています。
 
 それが私の家の場合、村の中心にあるお寺の前の家なので「門前(もんぜん)」そう「門前町・・門前の小僧・・・・」とかの門前なのです。
 村の人に電話をするときも「もんぜんですが・・・・」と言い、私の子供たちも村の人に会って「どこの子?」と聞かれたら「もんぜんの」と答えるのが正解、有東木の住人なら誰でも分かります。
 「白鳥さんちの奥さん」になるつもりでいた私の妻は「もんぜんのお嫁さん」となり
、はじめは驚いていましたが今では「門前の和美ですが・・・」なんて電話口で言っています。

 そこで家の屋号を決めようと考えたとき普段から使い慣れていて、愛着もある「門前」を使おうとなったわけです。

 これならよそからきて下さる方が家の近くで道を聞いたときでも「白鳥さんの家は・・・?」では「白鳥は沢山あるからねぇ」となってしまうのが「門前さんは?」なら「あそこ」って言ってもらえるし・・・(これ実話です) という訳で皆さんも是非有東木のわさびの門前に遊びにいらして下さい。
 グーグル地図中、左上のアイコンで+を押しますと、わさびの門前の位置が分かります。




わさびの門前 白鳥義彦 〒421-2303静岡市有東木691   ホーム  家庭用  業務用  贈答品   
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