お祭りの !

夏のお祭りと言えば盆踊り!となるわけですが有東木の盆踊りは
そん所そこらの盆踊りとは、ちょっと違う・・・? いや全然違う!
何と言っても国の無形文化財指定なのです。
記録としてハイビジョンで残されているのです。
そんなお盆の風景を集めてみました。


8月14・15日
「盆踊り」

8月16日
「念仏講」
「もちまき」


 長い長い数珠の中に一つだけ写真にある大きな数珠が回って来ます。
 その時にその大きな数珠に礼拝するのですが、娘のコノちゃんはどうしても数珠にゴッツンコしてしまい、皆の笑いをを誘っていました・・・(^o^)
昔ながらの盆踊りの合間に、一般的な盆踊りも威勢のいい太鼓にのって、いっそう盛大に行われます。
 
 8月16日お寺の境内で念仏講があります。念仏講は住職が家内安全 五穀豊穰 疫病よけなどを願い大般若経を太鼓のリズムに合わせ唱えます。 
 その周りを50mはありそうな大きく長い数珠を村民がリズミカルに「ナーブツ、ナーブツ、ナンマイダー」と大きな声で唱えながら40分間にわたりひざの上の数珠を右回りに廻していきます。
 これはリズミカルで楽しい行事ですので子供たちもたくさん参加します。しかし、小さい子供達は皆と言っていいほど延々と続くそのリズムに親のひざ元で寝てしまいます。
8月14日の朝、村はずれのお墓に、お墓参りに行く人たちの行列がまるでありの行列のようにつながります。
有東木の盆踊りの特徴の一つに「男踊り」と
「女踊り」男女別々に踊ると言う点があります。
 
 
 有東木の盆踊りはよくある「町内盆踊り大会」とはだいぶ趣きがちがい、どの踊りもスローテンポなちょっと聞いただけでは歌詞のよく分からない歌を皆で歌いながら踊ります。
 それもそのはずで、これらの歌は江戸時代の流行歌が起源だと言われています。

 14日・15日2日間の盆踊りの最後深夜1時頃に「送り出し」があります。「送り出し」は村の辻まで太鼓を先頭に歌を歌いながら向かい、そこで盆踊りに使った「こきりこ」「ささら」「なぎなた」などの道具に付けてあった紙の房を積み上げて燃やしその年の盆踊りを終えます。
 
 念仏講が終わると、よりたくさんの村人が袋を持って集まってきました。
 いよいよ「もちまき」の始まりです。これは境内の子安観音様に供えられた山盛りの、「おまる」やお菓子などを和尚さんや村の当番の人が境内にまきます。境内は歓声に包まれて子供から大人まで一生懸命拾います。
 境内は歓声に包まれて子供から大人まで一生懸命拾います。
 家の娘達でも袋いっぱいお菓子や「おまる」を拾う事が出来、大興奮でした。
 
 *「おまる」(米粉を水で練ってピンポン玉状に丸め蒸かした物、それをラップなどにくるんである。家で焼いてお餅ちのようにして食べる) 

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盆踊りの最後、15日深夜1時頃に
「送り出し」が厳かに行われます。
静岡市認定農業者 白鳥義彦
〒421-2303静岡市有東木691
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